予想大きく外れ!

市況情報

インフレ阻止の最後の切り札も…

市況もドラマそのもの

Netflixで「すずめの戸締り」を見ました。予想しないことに驚きを隠せないのですが、この作品で一番驚いたのはNHK朝ドラ「虎に翼」でも主演をする伊藤沙莉さんが声優として登場していますが、彼女の神戸弁が完璧なことです。関西弁だけでも難しいのにしっかりと神戸訛りで語っています。凄いわ、と思いました。

米国の消費者物価指数の結果は!

さて昨日のトピックスは「4月10日発表の米国の消費者物価指数が下がるだろう、それはインフレが止まることを意味している」とお伝えしました。インフレ動向で最も大切な指標が消費者物価指数なのです。

結果、

予想された前年度比3.4%に対して結果3.5%と予想を上回ってしまいました。発表後円安が一気に加速し34年ぶりの1ドル153円台に突入しました。勿論インフレが止まらない!というなんです。

どうして日本の政策が米国に影響を与えるの?

昨日「どうして日本の金利政策と米国の消費者物価指数に関連性があるの?」とお客様から質問を受けました。

実際には関連性は薄いのかもしれません。
ただ米国のインフレターゲットの対象となる数値
で一番早くかつ適正な数値がこの消費者物価指数だと言われています。他の数値発表はインフレターゲットとなる施策が実施された翌月月末ないし翌々月の始めになります。当消費者物価指数はそれよりも2週間程度早いのです。そのため最も注目されるのです。

そもそも米国の目指す指数とは?

もう一つお伝えすることがあります。
米国にしても日本にしても理想の前年対比の消費者物価指数があります。アベノミクスで有名になった2%というやつです。
米国でも日本でも消費者物価指数の前年対比2%が目標値なのです。